これまでは、[プロジェクト データ] > [PLC] > [データの完了] の下で、PLC データを同期したり PLC データ交換用のプロジェクトを準備したりする複数の操作を実行できました。このメニュー アイテムが除去されました。新しいバージョンでは、代わりにこれらの操作をプロジェクトの補正で実行できます。これに伴い、PLC データの完了はプロジェクト全体で行われるようになりました。
利点:
(端子の補正設定と同様に) PLC データの完了の設定をプロジェクトの補正で行えるようになり、そこでスキームに保存することで繰り返し使用できます。補正は既定ではプロジェクト全体で実行されるため、不完全なデータや矛盾するデータが防止されます。
[設定: コレクト] ダイアログで、どのプロジェクト データを補正ランで自動補正するかを指定します。このダイアログへのメニュー パスは [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [管理] > [コレクト] です。ここで新しい [PLC] 階層レベルの次の設定を使用できます:
- 接続ポイント名称の書き戻し
CPU を個別に選択できなくなりました。[接続ポイント名称の書き戻し] ダイアログが除去されました。 - 接続ポイント名称を書き戻して接続されているピン / 端子に転送
- データ タイプの設定
- バス インターフェイス名の同期
- 物理ネットワークの名前を同期化
- バス ポートの余分な構成プロジェクトを削除
この新しい操作では、バス ポートに入力されている構成プロジェクトが、関連付けられている PLC ボックスの構成プロジェクトと一致する場合、バス ポートの構成プロジェクトを削除できます。バス ポートの構成プロジェクトは関連付けられている PLC ボックスによって決まり、変更時に自動的に更新されます。
バス ポートの構成プロジェクトは関連付けられている PLC ボックスによって自動的に指定されるようになったため、[構成プロジェクトをバス ポートに書き戻す] 操作は不要になりました。そのメニュー アイテムは置き換えなしで除去されました。
関連項目