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翻訳時の小数の検出

数値のみが異なるテキストの翻訳用に、プレースホルダー付きのキーワード (Voltage %0V など) を辞書に入力できます。これまで、プレースホルダー %0 では任意の数字の並びのみを表すことができました (12240 など)。そのようなプレースホルダーによって、コンマ、ピリオド、スラシュ、接頭記号などを含む数値も表すことが可能になりました (122,5+-2.53/4 など)。

利点:

小数検出の新しい設定を使用することで、さまざまな数字と記号から成るよく似たテキストのために辞書で必要なキーワードの数が大幅に減ります。

辞書のユーザー設定で、[小数の検出] 設定を使用できます。この設定へのメニュー パスは [オプション] > [設定] > [ユーザー] > [翻訳] > [辞書] です。

このチェック ボックスがオンになっている場合、小数や接頭記号付き数値が翻訳時に検出されます。1 つ以上の数字と記号、コンマ、ピリオド、プラス記号、マイナス記号、スラッシュ ("/") の任意の組み合わせから成り、これらの間に空白がないものが、1 つの数値と見なされます。そのような小数を含む翻訳テキストの場合、辞書で必要なのは 1 つのプレースホルダー %0 を含む 1 つのキーワードだけです。このように、1 つのキーワード Voltage %0V を使用して、Voltage 12VVoltage 2.5VVoltage +12V などの複数の単語を翻訳できます。

このチェック ボックスがオフになっている場合、これまでのように、数字の並びだけが 1 つの数値として検出されます。その場合、数字と記号の考えられる組み合わせごとに辞書に複数のキーワードを用意する必要があります。数値にたとえばコンマが含まれている場合、コンマの前後の数字の並びは別々の数値として解釈されます。

関連項目