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ソースとターゲットを交換する際の接続プロパティの考慮

[ソースとターゲットの交換] (ID 31013) プロパティを有効にすることによって、個々の接続における接続の方向を反転 (つまりソースとターゲットを交換) することのみがこれまでは可能でした。選択した接続でソースとターゲットをソースおよびターゲットに依存する接続プロパティとともに交換することが可能になりました。

このために、グラフィカル エディターまたは接続ナビゲーターで目的の接続を選択します。あるいは、ページ / レイアウト スペースを選択するか、ページ ナビゲーターまたはレイアウト スペース ナビゲーターでプロジェクトを選択します。次に、メニュー [プロジェクト データ] > [接続] のメニュー アイテム [ソースとターゲットの交換] を選択します。

利点:

新しいメニュー アイテム [ソースとターゲットの交換] を使用してソースとターゲットを交換した場合、ワイヤ終端処理接続サイズルーティング トラック情報などの接続プロパティも交換されます。これらのプロパティは製造データのエクスポート時や接続のルーティング時に必要です。ソースとターゲットを交換したあとでルーティングをやり直す必要がなくなりました。

プロジェクトに複数の表示タイプの接続が存在する場合、ソースとターゲットはグローバルに交換されます。その結果、すべての表示タイプで接続の方向が同じになります。

さらに、プロパティ [レイアウト スペース: ルーティング トラック] (ID 31095) および [トポロジ: ルーティング トラック] (ID 20237) で、経由するルーティング パスの順序が反転します。交換されるプロパティのリストがヘルプ システムの "接続: 原理" のセクションに掲載されています。

新しい [ソースとターゲットの交換] メニュー アイテムを使用してソースとターゲットを交換した場合、[ソースとターゲットの交換] プロパティも同時に変更されます。ただし、現在このプロパティは表示専用であり、手動で変更することはできません。レイアウト スペースまたはトポロジ内の未配置の接続とルーティング接続については、このプロパティは報告されず、更新されません。

関連項目