外部ドキュメント (MS Word ファイルや PDF ファイルなど) をプロジェクトに追加できます。[外部ドキュメント] ページ タイプにより、これらのドキュメントをページ ナビゲーターや目次に表示できます。ドキュメントのファイル タイプにかかわらず、外部ドキュメントのページ タイプは 1 つだけです。外部ドキュメント ページでは、オペレーティング システムで通常使用される関連ファイル タイプのシンボルがページ ナビゲーターに表示されます。たとえば、MS Word® ドキュメントにはよく知られた Word® シンボルが使用されます。タイプが不明なドキュメントは、EPLAN シンボルを使用してツリー ビューに表示されます。
外部ドキュメントはページ プロパティのエントリに参照されます。このことは、入力フィールドにファイル パスが存在しない場合、ドキュメントがプロジェクト ディレクトリにあることを意味します。現在のプロジェクト ディレクトリへの参照はここでは提供されません。
ドキュメント名は手入力するか、ファイル選択ダイアログを使用して検索できます。ファイル選択ダイアログを使用して現在のプロジェクト ディレクトリでファイル名を選択した場合、ファイル名がパス名なしで入力フィールドに入力されます。そうでない場合、フル パス名とファイル名が入力されます。
管理と編集
外部ドキュメント ページは通常のページと同じように管理され、識別用ページ プロパティも存在します。外部ドキュメント ページでは、ソートや番号付けなど、すべてのページ編集機能も使用できます。たとえば、プロジェクト設定とは異なる図枠を外部ドキュメントに割り当てることもできます。表示中や印刷中はこの図枠はレポートに含まれませんが、PDF へのエクスポート時には考慮されます。
ただし、通常のページのすべてのプロパティが使用できるとは限りません。たとえば、寸法は入力できません。
実際のページ数にかかわらず、外部ドキュメントはすべて単一のページとして目次に表示されます。
外部ドキュメントはページ ナビゲーターでダブルクリックして開くことができます。適切なプログラムが起動して、その中でドキュメントを編集できます。外部ドキュメントは通常のページと異なり、ページを順に開くことはできません。
外部ドキュメントが現在のプロジェクト ディレクトリにある場合、プロジェクト間でページをコピーすると、外部ドキュメントはターゲットのプロジェクト ディレクトリにコピーされます。
印刷
外部ドキュメントは EPLAN から印刷できます。外部ドキュメントに関連付けられたプログラムが起動して、印刷コマンドが使用できるようになります。設定 [印刷順序を逆にする]、[部数]、および [部単位で印刷する] などの印刷設定は、外部ドキュメントには影響を与えません。また、図枠は印刷されず、プロジェクト内のページ番号は増分されません。外部ドキュメントのページも印刷プレビューに表示されません。
外部ドキュメントのページは常に、別の印刷ジョブのドキュメントの最後に印刷されます。複数のプロジェクトから複数の外部ドキュメントを印刷する場合、これらは常にその他のすべてのドキュメントのあとに印刷されます。
注記:
ハイパーリンクでリンクされたドキュメントは、メニュー アイテム [プロジェクト] > [印刷] では印刷されません。ただし、ファイルがローカル ドライブまたはユーザーがアクセス権を持つネットワーク ドライブにあれば、これらをメニュー アイテム [プロジェクト] > [添付ドキュメントの印刷] で印刷できます。
データ バックアップ
プロジェクト ディレクトリにあるファイルをデータ バックアップ プロセスに含めることができます。このため、外部ドキュメント ページを作成する際にはプログラムによってドキュメントをプログラム ドキュメント ディレクトリ \$(EPLAN)\プロジェクト\<...>\<プロジェクト名>\DOC にコピーするかどうかが尋ねられます。
関連項目