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2D パネル レイアウト: 配置タイプ

配置タイプは、単一配置、複数配置、およびロック エリアの配置に分類されます。このため、各アイテム / デバイスの実装クリアランスは、デバイスの境界が重なり合うことなく隣り合うように、部品データに保存する必要があります。クリアランスは配置中に自動的に考慮されます。

個別配置

単一配置では、回路図で使用されているすべてのデバイス、または部品事前選択に存在するすべてのデバイスが、リスト ビューまたはツリー ビューに表示されます。表示される内容は、フィルター設定によって決定されます。

実際の配置中には、アイテムの実装パネル上の X 位置および Y 位置が表示されます (ページ上の位置ではありません)。部品配置の指示ポイント (接点) は、作成時に常に左の位置になります。これにより、実装レール上のデバイスの配置が非常に簡略化されます (指示ポイントは、[設定: 2D パネル レイアウト] ダイアログ ([ポップアップ メニュー] > [設定]) で変更できますが、常に各プロジェクトで矛盾しないようにしてください)。
[ビュー] > [挿入ポイント] の順にメニュー アイテムを選択してシンボルとテキストの挿入ポイントを表示しているときに、指示ポイントと挿入ポイントが異なる場合は、指示ポイントも表示されます。

複数配置

複数のデバイスを選択して配置する場合は、マウスをクリックするごとに実装パネルで部品配置が実行されます。実装パネルに十分なスペースがあれば、1 つ目の配置のあとは配置中にカーソルを移動しなくても、シンボルは設置方向に従って自動的に前のシンボルの隣に配置されます (X 位置および Y 位置の仕様により個別配置のように動作します):

設置方向は、[2D パネル レイアウト - <プロジェクト名>] ダイアログの [設定] ポップアップ メニュー アイテムを使用して定義します。

部品の寸法記入は、部品管理データ ([実装データ] タブ) から取得されます。

注記:

記入された寸法が異なる 2 つのパネル レイアウト ページで同じ部品配置を使用するには (たとえば、一方のページでは概要を表示し、もう一方では詳細な接続仕様を表示するような場合)、[プロパティ <...>] ダイアログの [部品配置] タブで、[表示タイプ] ドロップダウン リストを使用して配置のタイプを設定できます。
標準設定は "パネル レイアウト" 表示タイプを使用した部品配置ですが、"詳細パネル レイアウト" を選択することもできます。この表示タイプでは、部品表の数量に影響を与えることなく、アイテムをパネル レイアウトの 2 か所に表示することができます。

デバイスとして配置

部品管理にマクロとして保存された実装パネルは、デバイスとして挿入することもできます。マクロが [実装データ] タブで "グラフィカル マクロ" として保存されているか、[技術データ] タブで "マクロ" として保存されているかは重要ではありません。マクロに関して重要なのは、作成時に "部品配置" 表示タイプで保存されていることです。実装パネル部品をデバイスとして配置するには、次の要件を満たしている必要があります:

デバイスとしての実装パネルの挿入は、開いている "パネル レイアウト" タイプのページで次の方法により実行できます:

ロック エリア

ソフトウェアは、実装パネルの特定のエリアを配置に対してロックできます。これらのエリアでは部品配置を実行できません。部品配置を試みると、配置が禁止され、適切なメッセージが表示されます。

ロック エリアは、長方形として描画される独立したオブジェクトです。

関連項目