このダイアログでは、同期するデータと同期の方向を定義します。部品は参照されるのではなく、プロジェクトに保存される (コピーされる) ことに注意してください。つまり、使用されている部品はプロジェクトに保存されます。
メイン ダイアログの要素の概要:
プロジェクトで使用されている部品のリストには次のエントリがあります。
- [状態]: "新しい" または "同一" などの状態に関する情報
- [部品番号]: 部品管理モジュール内の部品番号
- [バリアント]: 部品バリアント番号
- [最終変更]: プロジェクト内の部品が最後に変更された日付
エントリは列の英数字順でソートされます。既定では [部品番号] のエントリによってソートされます。[バリアント] 列をクリックした場合、すべてのエントリがバリアント番号によってソートされます。
システム部品のリストには次のエントリがあります。
- [状態]: "ロードされていない" または "同一" などの状態に関する情報
- [部品番号]: 部品管理モジュール内の部品番号
- [バリアント]: 部品バリアント番号
- [最終変更]: 部品管理モジュール内の部品が最後に変更された日付
これらのエントリも列の英数字順でソートされます。既定では [部品番号] のエントリによってソートされます。[バリアント] 列をクリックした場合、すべてのエントリがバリアント番号によってソートされます。
コマンド |
意味 |
---|---|
すべて選択 |
リスト内のすべての要素を選択します。 |
列の幅の調整 |
見出しと列の内容が完全に読めるように、すべてのテーブル列の幅を調整します。 |
ハイパーリンクを開く |
部品管理で部品に割り当てられている外部ドキュメントやイメージ ファイルを開くことができます。 |
表示の設定 |
[表示の設定] ダイアログが開き、リストに表示するプロパティを定義できます。 |
矢印ボタンを使用して、個々のシステム部品をプロジェクトに保存したり、プロジェクトに保存されている個々の部品をシステム マスター データに転送したりします。どちらのリストでも複数選択が可能です。
更新された部品 / システム部品の数を通知するメッセージ ウィンドウが開きます。保存済み部品とシステム部品が同一である場合には別のメッセージが生成されます。
このドロップダウン リストには、すべての使用可能なフィルターが表示されます。選択したフィルターが自動的に有効になります。[-有効でない-] のエントリを選択するとフィルターは無効になり、フィルターを解除してデータが表示されます。
- 差異の表示: どちらのデータが古いまたは新しいかにかかわらず、プロジェクト部品とシステム部品で異なるデータだけを表示する場合は、このフィルターを選択します。
- [プロジェクト マスター データ]: プロジェクトに保存されている部品のうち、対応するシステム部品よりも古い部品だけを表示するには、このフィルターを選択します。
- [システム マスター データ]: プロジェクトに保存されている対応する部品よりも古いシステム部品だけを表示するには、このフィルターを選択します。
メニュー アイテム |
意味 |
---|---|
現在のプロジェクトを更新 |
プロジェクトに保存されている古い部品を新しいシステム部品に置き換えます。 |
現在のシステムを完了 |
プロジェクトには存在するがシステムには存在しない部品をシステム (部品データベース) に追加します。 |
注記:
- 同期によって新しいバージョンのマスター データ オブジェクトが古いバージョンのマスター データ オブジェクトに置き換えられる場合 ([最終変更] のエントリで識別可能)、メッセージが生成され、更新をキャンセルできます。
- マスター データの比較では、ファイル名の大文字と小文字は区別されません。ファイル名 ABC.XYZ は abc.xyz と同一です。
- ある部品がプロジェクトには存在するがシステムには存在しない場合、プロジェクトからシステムへの同期は可能であり、同期の際にその部品がシステム内に作成されます。
ある部品がプロジェクトとシステムの両方に存在し、プロジェクト内の部品の方がシステム部品よりも "新しい" 場合、システムにデータは転送されません。このため、部品が 1 つだけ選択されている場合には ボタンは灰色表示になります。ただし、[その他] > [現在のシステムを完了] 機能はダイアログ全体に影響するため有効なままとなります。
関連項目