この機能を使用できるのは、特定のモジュール パッケージだけです。情報 / 著作権

部品管理: 基本

部品管理で効率的に作業を行うために重要な用語と定義について以下で説明します。

プログラムの動作原理

その他のマスター データと同様に、プロジェクトでの独立した作業に必要な、部品に関するすべての情報はプロジェクト自体に保存されます。すべてのプロジェクトの中央部品データベースと、そのプロジェクトに配置されている部品だけを含むプロジェクトの内部部品データベースの 2 つの部品データベースが必ず存在します (冗長データ管理)。

プロジェクト内では、部品プロジェクト データベース内の部品が参照されます。つまり、10 回使用される部品は 1 回だけ保存され、(部品番号を介して) プロジェクト内で 10 回参照されます。このため、中央部品データベースを介して部品データを簡単に変更および同期できます。

部品管理のウィンドウ構造

部品管理のメイン ウィンドウは、Windows エクスプローラーと同様に、左右に分割されています。ダイアログの左半分では、管理するデータがツリーまたはリストに表示されます。

個々の部品番号はツリーの最下位階層レベルに表示されます。部品に複数のバリアントが存在する場合、部品の下にこれらのバリアントが表示されます。

ツリーの代わりにデータをリストに表示することもでき、表示範囲は [ポップアップ メニュー] > [表示の設定] を使用して設定します。ここでは、リストに部品はすべて表示されますが、メーカー、サプライヤー、カスタマーは表示されず、すべての部品が持つプロパティ (部品番号、製品グループなど) だけが表示されます。

このダイアログの右半分には、左側のウィンドウで選択した要素に属する情報が表示されます。すべて部品タイプで表示されるタブ ([一般][価格 / その他] など) と、特定の部品タイプ専用の入力オプションを含むタブ ([モジュール][アセンブリ] など) があります。

ツリー構造の調整

カスタマー向けに、部品番号ではなく技術情報に基づいて部品を選択可能にするため、要件に合わせてツリー ビューを調整できます (いわゆる "ツリー構成")。たとえば、特定の構造ノードを作成し、計画選択の具体的な条件に名前を付けて保存できます。その場合、ツリー構造での部品検索は、部品番号ではなくデバイス説明の多重条件に基づきます。

関連項目