プロジェクトを開いていること。 [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [事前計画] > [番号付け / PCT ループ]。
このダイアログでは、追加で識別される PCT ループのプロパティと、同一の PCT ループを許可するプラント レベルを指定できます。
メイン ダイアログの要素の概要:
['番号' に加えて識別されるプロパティ] グループ ボックス
このグループ ボックスでは、PCT ループを識別するプロパティを指定できます。"番号" PCT ループ番号コンポーネントは常に識別されます。その他に識別プロパティが指定されていない場合、番号付けの際に、すべての PCT ループの番号が、指定されている増分値だけ増分されます。
その他の PCT ループ番号要素 (技術的施設、測定量、または処理機能) を識別する場合、各チェック ボックスをオンにします。その場合、PCT ループは識別子のグループごとに番号付けされます。たとえば、"測定量" プロパティだけを追加で識別する場合、測定量の識別子が同じであるすべての PCT ループがまとめて番号付けされます。
識別プロパティとして指定されているプロパティは、複数回出現するプランニング オブジェクトのチェックでも考慮されます。
注記:
開始値や増分などの番号付け設定は、セグメント定義の構成中に [セグメント定義の設定] ダイアログで [名称の番号付け] グループボックスを使用して定義します。
このドロップダウン リストでは、複数の PCT ループが同じ名称を持つことができるかどうかを選択します。設定に対応していない名称が複数回使用されている場合は、エラーと解釈されます。これらはチェック ラン (P028017) で見つけることができます。
- [いいえ]: PCT ループ名称はプロジェクト全体で一意である必要があります。
- [ツリー内のレベルまで]: 指定した階層レベル内と上位階層レベルで、異なる分岐でのみ PCT ループ名称は複数回出現できます。同じ分岐内では、PCT ループ名称は常に一意である必要があります。指定したレベルの下では、セグメントの下位分岐が異なる場合でも、同じ PCT ループ名称が複数出現することは許可されません。
このフィールドは、[同じ名称の PCT ループを許可] フィールドで "ツリー内のレベルまで" 設定が選択されている場合にのみ使用できます。ここでは、事前計画ナビゲーターのツリー ビューでどの階層レベルまで同じ名称の PCT ループが許可されるかを指定します。
このレベルのセグメントの下では PCT ループ名称は一意である必要があります。つまり、ここで指定した階層レベルのセグメントより下位にあるすべての PCT ループが異なる PCT ループ名称を持っている必要があります。これはそのセグメントのすぐ下にある PCT ループと、それより下のすべての階層レベルにある PCT ループの両方に当てはまります。ただし、ここで指定した階層レベルとは異なるセグメントの下にある PCT ループは同じ名称を持つことができます。
プロジェクトで、同じ PCT ループ名称をツリーのレベル 2 まで許可するよう指定しました。レベル 3 以下では、PCT ループ名称は一意である必要があります。プロジェクトの図で、PCT ループ名称が一意である必要があるツリーの領域を赤色の枠によって示しています。
階層レベル 2 の中では、異なる分岐に含まれている場合に同じ PCT ループ名称が許可されます。このため、S21 と S22 の下の重複する名称 T3 は許可されます (緑色でハイライト)。
セグメント S31i21 および S32i21 は、階層レベル 2 の同じセグメントの下位にあるため、これらのセグメントの下に同じ PCT ループ名称が出現することはできません。したがって、重複する名称 T31 と T42 は許可されません (赤色でハイライト)。
ただし、セグメント S31i21 の下の PCT ループは S31i22 の下の PCT ループと同じ名称を持つことができます。これは、これらのセグメントが階層レベル 2 の異なるセグメントの下にあるためです。これらの 2 つの分岐では、重複する名称 T32 を使用できます。
セグメント S32i21 とセグメント S22 の下の重複する名称 T33 は、その PCT ループが階層レベル 2 の異なる分岐に含まれているため許可されます (緑色でハイライト)。
セグメント S22 とセグメント S31i22 の下の重複する名称 T22 は、その PCT ループが階層レベル 2 の同じ分岐に含まれているため許可されません (赤色でハイライト)。
このチェック ボックスがオンになっている場合、PCT ループ機能には関連する PCT ループの [番号] プロパティが必ず割り当てられます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、PCT ループ機能に独自の番号を指定できます。この場合、PCT ループ機能には、PCT ループ機能の挿入時に、セグメント定義の構成に従って番号が付けられます。
同じ名称の PCT ループ機能がプロジェクト内で複数回出現することを許可する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
PCT ループ機能の名称がプロジェクト全体で一意である必要がある場合は、このチェック ボックスをオフにします。同じ名称の PCT ループ機能が複数回出現していると、それはエラーとして解釈され、チェック ラン 028002 によって検出されます。
このチェック ボックスがオンの場合は、セグメントの名称と構造識別子の先頭にあるゼロ、および PCT ループの名称の先頭にあるゼロが、番号付けの際に維持されます。
チェック ボックスがオフの場合、先頭のゼロは番号付けの際に維持されません。
関連項目