既存の事前計画をグラフィカル表示または P&I ダイアグラムによって拡張するため、すべてのセグメントでグラフィカル事前計画または P&I ダイアグラム セクションを含むウィンドウ マクロを保存できます。
このために、プロパティ ダイアログの 1 つ目のタブでプロパティ [事前計画と P&I ダイアグラム用のマクロ] (ID 44084) を使用できます。このプロパティに "事前計画" / "P&I ダイアグラム" 表示タイプのウィンドウ マクロが選択されている場合、このセグメントをウィンドウ マクロに存在する切り抜きとともにドラッグ アンド ドロップによって対応するページ タイプのプロジェクト ページ上に配置できます。
このような操作中にプロジェクト内の構造にマクロ内の構造を割り当てるためには、一定の要件が満たされていなければなりません。
- グラフィカル事前計画:
セグメントが配置されるためには、そのセグメントが (少なくとも同じ基本セグメント定義で) ウィンドウ マクロの構造内の最上位に存在しなければなりません。
注記:
ウィンドウ マクロにだけ存在する下位セグメントに、新規の配置済みセグメントが作成されます。プロジェクトにだけ存在する下位セグメントは配置されません。
- P&I ダイアグラム:
セグメントが配置されるためには、そのセグメントがウィンドウ マクロの構造内の同じ階層レベルに存在し (同じ基本セグメント定義)、下位部品構造が同じでなければなりません。その場合、マクロからの構造が、開いた [構造の選択] ダイアログの [プロジェクト] フィールド内のプロジェクトの事前計画構造に自動的に組み込まれます。
注記:
マクロが保存されているセグメントの下位部品構造がウィンドウ マクロ内の下位部品構造と同じでない場合、マクロからの構造が既存の事前計画セグメントに組み込まれますが、新規セグメントは作成されません。これにはアイコン が表示されます。
マクロが保存されているセグメントとマクロ内の最上位セグメントの基本セグメント定義が異なる場合、[構造の選択] ダイアログでプロジェクトの構造への自動割り当ては行えず、すべてのセグメントを手動で組み込む必要があります。
ドラッグ アンド ドロップによって配置する際のマクロの使用
詳細計画の作成時にページ ナビゲーターにドラッグ アンド ドロップする際には、[事前計画と P&I ダイアグラム用のマクロ] プロパティで選択されているウィンドウ マクロは無視され、使用可能な場合、[マクロ] タブに保存されているマクロが使用されます。
事前計画ページまたは P&I ダイアグラム ページにドラッグ アンド ドロップする際には、[マクロ] タブに別のマクロが保存されている場合でも、[事前計画と P&I ダイアグラム用のマクロ] プロパティで選択されているウィンドウ マクロが使用されます。前提条件として、各ウィンドウ マクロに表示タイプ "事前計画" / "P&I ダイアグラム" が含まれている必要があります。
ヒント:
[マクロ] タブには主に詳細計画の作成に使用するマクロを保存し、グラフィカル事前計画または P&I ダイアグラムの拡張に使用するウィンドウ マクロはプロパティ [事前計画と P&I ダイアグラム用のマクロ] に保存するようにしてください。
関連項目