配管ルーティングの選択と編集

P&I ダイアグラム内の配管の広がりの概要を速やかに把握するため、配管を一時的にカラーでハイライトできます。自動接続ラインを追加 / 除去することで配管ルーティングを編集できます。

現在選択されている配管が、ユーザー設定で電位追跡用に定義した色で表示されます。配管に追加可能な自動接続ラインは、外部シンボル用に設定されている色で表示されます。

必須条件:

カーソル	意味
	配管ルーティングが有効です。
	カーソルを自動接続ラインに合わせると、次の 3 つのアイコンが表示されます。
	配管に自動接続ラインを追加
	自動接続ラインを追加 / 除去できない
	配管から自動接続ラインを除去

自動接続ラインをクリックすると、表示されているカーソルに応じて、この接続が配管に追加されるか配管から除去されます。

関連付けられている接続ポイントの接続ポイントロジックが自動的に適合されます。
接続ポイントロジックで既定では適切な電位転送が設定されていないコンポーネントの外に配管ルーティングを手動で延長する場合、Shift キーを押したままにします。

配管の境界となっているコンポーネントでさらなる自動接続ラインがカラーでハイライトされます。
任意の自動接続ラインを選択します。さらなる自動接続ラインを追加することで、P&I ダイアグラムページ上のアクセス可能なすべての接続ポイントに配管ルーティングを少しずつ延長できます。

このとき、関連付けられている接続ポイントの接続ポイントロジックが自動的に適合されます。
ポップアップメニューアイテムの [操作を完了] / [配管ルーティングを完了] またはスペースキーを使用して操作を終了します。

ヒント:

最初に配管定義ポイント (または配管定義に割り当てられているオブジェクト) をグラフィカルエディターまたはナビゲーター (事前計画ナビゲーター、配管ナビゲーターなど) で選択してからメニューアイテム [プロジェクトデータ] > [接続] > [配管ルーティング] を実行することも可能です。配管ルーティングがハイライトされ、該当する場合には対応するページが開きます。
P&I ダイアグラムでプロパティ [配管: ソースとターゲットの交換] またはメニューアイテム [ソースとターゲットの交換] を使用して配管の流れ方向を引き続き変更できます。詳細については、「配管のルーティングとソース / ターゲット」のセクションを参照してください。
配管ルーティングの流れ方向を常時表示するには、特殊シンボル AR1 または AR2 を使用します。このためには、[シンボル選択] ダイアログでシンボルライブラリ SPECIAL からこのいずれかのシンボルを選択し、必要な配管の自動接続ライン上に配置します。方向矢印が正しい方向を指すようにするため、必要に応じて [詳細計画の更新] または [配管ルーティング] 機能を使用して、シンボルの選択したバリアントを配管ルーティングに合わせて調整します。