P&I ダイアグラムで配管の計画を立てるために、新しい接続シンボル "ジャンクション" を使用できます。ジャンクションには 3 つの接続ポイントがあります。うち 2 つは接続を通り、3 つ目は接続の終端です。P&I ダイアグラムで自動接続ラインにこのようなシンボルを配置すると、電気工学の場合のように完全な 2 つ目の接続が作成されるのではなく、このようなジャンクションから新しい管セグメントが作成されます。
生成された接続
次の図は、3 つの機能 / デバイス A、B、C が、接続シンボル D を介して、自動接続ラインを通って相互接続されている状況を示しています。
ジャンクションを接続シンボル D として使用することにより、P&I ダイアグラムで次の接続が生成されます。
ソース |
ターゲット |
---|---|
A |
B |
C |
LN 100 |
ジャンクションの挿入
ジャンクションを挿入するには、メニュー アイテムの [挿入] > [接続シンボル] > [ジャンクション] を選択します。ジャンクション シンボルがカーソルに追従し、ページに配置できるようになります。Tab キーを使用すると、既存のバリアントを参照できます。直線接続または角度接続からの実際のジャンクションは、シンボルで矢印によって識別されます。ジャンクションにはプロパティ ダイアログはありません。
ジャンクションの例は、シンボル TPIDL の次のバリアント A です。
直線接続が接続ポイント 1 と 2 の間を通っています。接続ポイント 3 の矢印はジャンクションを識別しています。
ジャンクションを識別する矢印は、接続シンボルのレイヤー EPLAN555 にあります。このレイヤーでは、グラフィカル エディターに、または印刷時に矢印を表示しないようにする既定の設定が、レイヤー管理で選択されています。この矢印のような非表示の要素を再びページに表示するには、U キーを押します。
シンボルの挿入時に、非表示の要素が常に表示され、表示される矢印によって正しいバリアントを選択できます。
ヒント:
ジャンクションでは、SPECIAL シンボル ライブラリに 2 つの新しいシンボル TPIDA (角度接続のジャンクション) および TPIDL (直線接続のジャンクション) が含まれています。メニュー アイテムの [挿入] > [接続シンボル] > [ジャンクション] を選択したあとで [戻る] ボタンを押すと、シンボル選択が開き、この 2 つの特殊シンボルのいずれかを選択できます。
関連項目