プラグ、カップリング、およびレセプタクルは、コンポーネント、デバイス、またはマシンを相互に接続する取り外し可能な接続 (プラグ接続) です。これらは常に複数のコンポーネントで構成されています。各種の要件および環境に合ったさまざまなバリアントが利用できます。
プラグは、通常ケーブルに取り付けられており、デバイスを電源ネットワークに接続するのに利用されます。プラグには通常、1 つのインサートに取り付けられている複数のオス ピンがあります。まれに、オス ピンとメス ピンの両方を使用するインサートがあることがあります。
プラグ相手側は、カップリング (可動式の場合、つまりケーブルに接続されている場合) またはレセプタクル (壁またはデバイスに取り付けられている場合) と呼ばれます。カップリングおよびレセプタクルには多様なバリアントがあり、接点の数もさまざまです。カップリングには通常メス ピンが装備されています。レセプタクルには、通常オス ピンまたはメス ピンのいずれかが装備されているインサートがあります。まれに、カップリングおよびボックスには、オス ピンとメス ピンの両方を使用するインサートがあることがあります。
EPLAN では、すべてのプラグ接続 (つまり、プラグとカップリングまたはレセプタクルの両方) はまとめて "プラグ" という用語で管理されます。プラグは、オス ピンかメス ピンにかかわらず、複数のピンの組み合わせを意味します。プラグおよびその相手側は、個別に管理することも一緒に管理することもできます。一緒に管理する場合、プラグはコンポーネント全体を意味します。
プラグを操作するときは、次のオプションを利用できます。
- 機能定義の選択から、定義済みプロパティを使用して、プラグおよびピンを作成できます。
- プラグは要件に合うように設定できます。つまり、オス ピンとメス ピンを任意に組み合わせて使用できます。
- 1 つのプラグ接続で、個別のオス ピンとメス ピンを相互に割り当てることができます。
- 階層的に構成された、デバイスへのプラグ接続を管理できます。
- プラグ内でのピンの順序を決定できます。
- プラグおよびピンに番号を付け、ピン番号の番号付けスキームを作成できます。
- 個別のピンに部品を入力できます。入力した部品は、レポートに出力したり、製造データのエクスポート / ラベル付けに使用したりできます。
関連項目