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このダイアログで、印刷サイズ、余白、およびページ位置などを指定できます。
メイン ダイアログの要素の概要:
このグループ ボックスで、選択したページを 1:1 で印刷するか、縮尺を変更して印刷するかを指定できます。
このオプションを選択した場合、ページは図枠に表示されたとおりのスケールで印刷されます。ページが使用する用紙よりも大きい場合、完全には印刷されず、用紙からはみ出す領域はカットされます。
[印刷尺度 (1:1)] オプションを選択した場合に、このチェック ボックスを使用できます。チェック ボックスをオンにした場合、印刷でページの縮尺が考慮され、縮尺の異なる複数のページを個別に設定変更せずに印刷できます。
[印刷尺度 (1:1)] オプションを選択した場合、これらのフィールドを使用して、印刷尺度の水平調整係数と垂直調整係数を指定できます。これは、たとえば縮尺を設定して印刷する際に、プリンターによって結果が違う場合などに必要です。ここに適切な値を入力します。既定値は "1" です。
[スケール] が 1:10 のグラフィカル ページ上に、長さが 2,000.00 mm の垂直の直線が描画されています。
[印刷尺度] オプションが有効な状態で印刷した場合、印刷用紙ではこの直線が 200 mm の長さになるべきところですが、このプリンターでは直線が 199 mm の長さでしか印刷されません。
目標値と実際の値の比率を計算した結果、調整係数は (200/199=1.00502) になります。誤差を修正するため、この係数 1.00502 を [垂直比率調整] フィールドに入力します。
このオプションを選択した場合、ページはできる限り用紙いっぱいに印刷されるよう拡大または縮小されます。拡大または縮小して合わせる書式は、プリンターに設定されたページの出力形式です。
[ページに合わせる] オプションを選択した場合に、このチェック ボックスを使用できます。このチェック ボックスがオンの場合、高さと幅が同じ大きさだけ拡大または縮小され、歪みは生じません。このチェック ボックスがオフの場合、図面はページ全体に印刷されるよう拡大または縮小されます。この場合、歪みは許容されます。
このグループ ボックスで、印刷しない領域を指定できます。
ここでは、[左]、[右]、[上]、[下] ページ余白として、印刷しない領域を指定します。単位はプロジェクト設定から取得され、ここに表示されます。mm およびインチでの入力が可能です。
注記:
ここで設定された余白は、プリンターの印刷可能領域にのみ適用されます。印刷可能領域と用紙の端の間の距離はプリンターによって異なり、考慮されません。
ここで、印刷イメージの用紙上での位置を指定できます。指定した余白が反映されます。ドロップダウン リストから任意の位置を選択します。
このチェック ボックスがオンになっている (既定の設定) 場合、カラー プリンターですべての要素 (イメージ ファイルを除く) が白地に黒で印刷されます。イメージ ファイルは、常に元の色で出力されます。これらは、カラー プリンターのプリンター ドライバーが白黒に設定されている場合、または白黒プリンターを使用している場合にのみグレー レベルで印刷されます。
チェック ボックスがオフになっている場合、すべての要素が "白地にカラー" の配色でカラー印刷されます。
注記:
[白黒印刷] チェック ボックスがオフになっているときに、プロジェクトが白黒プリンターで印刷された場合、そのプリンターによってすべての色情報がグレー スケールに変換されます。これにより、たとえば黄色の線が薄い点線としてのみ印刷されるようなことがあります。
関連項目