ワイヤ ダクト、ルーティング パス、ルーティング レンジ、および配線切り抜きにはプロパティ [レイアウト スペース: 接続フィルター] があります。ルーティングでは、接続フィルターを使用して、ルーティング トラックを通る接続が制御されます。フィルター条件の値として、ワイヤの色または電圧の値を指定できます。
ルーティングする接続への値の割り当ては純然たるテキストです。値を定義するにはフリー テキストを使用しますが、テキストは接続部品にも追加する必要があります。
接続フィルターのプロジェクト設定
[接続フィルター] ダイアログで有効または無効にすることができる値をプロジェクト設定で設定します。
- 接続フィルターの設定を呼び出すには、メニュー アイテムの [オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [ルーティング接続] > [一般] を選択します。
- [設定: 一般] ダイアログで [接続フィルター] タブを選択します。
- [...] ボタンをクリックします。
- [条件の選択] ダイアログで、接続フィルターに値を表示する接続プロパティ ([接続 色 / 番号] プロパティなど) を選択し、[OK] をクリックします。
- テーブルの [値] 列に、フィルター条件についてのテキスト ("青色"、"赤色"、"黒色"、"黄色" など) を入力します。これには 15 行を使用できます。
- [OK] をクリックします。
設定した値が保存され、[接続フィルター] ダイアログが開くとそこに表示されます。
接続フィルターの適用
ルーティング プロセスに関連するオブジェクトに、接続フィルターで定義されている値を適用します。
- レイアウト スペースで 1 つまたは複数のワイヤ ダクトまたはルーティング パスを選択して、ポップアップ メニュー アイテムの [プロパティ] を選択します。
[プロパティ (コンポーネント): 部品配置 (3D)] ダイアログが開きます。 - [接続フィルター] プロパティを選択し、[値] 列の [...] をクリックします。
[接続フィルター] ダイアログが開きます。プロジェクト設定で定義した値がテーブルに表示されます。 - 接続フィルターを原則として有効にするには、テーブルの上部にある [有効] チェック ボックスをオンにします。
このあとテーブル内の個々の値を有効または無効にすることができます。 - テーブルで、この接続に適用する各値の [有効] チェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
[プロパティ (コンポーネント): 部品配置 (3D)] ダイアログで、[レイアウト スペース: 接続フィルター] プロパティの [値] フィールドに、接続フィルターで有効になっているすべての値が表示されます。
ルーティングの際、設定済みの値と一致する接続だけが編集後のルーティング パスを通ります。
関連項目