サブプロジェクトを待避するには、[サブプロジェクト] ダイアログで重複していない目的の定義済み作業セクションを選択し、[外部編集のためロック] ボタンをクリックします。
これによって次の処理が開始します。
- 定義済み作業セクションのダイアログで、定義済み作業セクションのユーザーとしてサブプロジェクトが設定されます (サブプロジェクトの番号によって示されます)。その定義済み作業セクションはその他のユーザーに対してブロックされ、[マイ定義済み作業セクション] 列のチェック ボックスをオンにすることもできません。
- サブプロジェクトを作成する際には、[プロジェクトのコピー] 機能を [ヘッダー データのみ] オプションとともに使用します。これにより、すべてのプロジェクト プロパティ、設定、マスター データがサブプロジェクトに "継承" されます。さらに、各定義済み作業セクションのすべてのページ、レイアウト スペース、事前計画セグメントがサブプロジェクトにコピーされます。
元のプロジェクトへの関連付けを維持するため、サブプロジェクトの [次のサブプロジェクト] (ID 25100) プロジェクト プロパティに元のプロジェクトの名前が保存されます。さらに、サブプロジェクト番号もプロジェクト プロパティに保存されます。 - このサブプロジェクトの外にあるオブジェクトへのクロスリファレンスを持つサブプロジェクト内のすべての機能と中継ポイントに [クロスリファレンス (外部)] (ID 25102) プロパティが自動的に割り当てられます。元のプロジェクト内の相手側へのクロスリファレンスはこのプロパティに保存されます。さらに、元のプロジェクトへのクロスリファレンスを持つすべてのオブジェクトは、[変更保護] (ID 3014) プロパティによって変更から保護されます。
- 元のプロジェクトで、対応するページ、レイアウト スペース、事前計画セグメント、構造識別子の変更がブロックされます。これらのオブジェクトでは [変更保護] (ID 3014) プロパティが自動的に有効になります。元のプロジェクトのページ、レイアウト スペース、事前計画セグメントで、[サブプロジェクト番号] (ID 25101) プロパティに、待避したサブプロジェクトの番号が表示されます。
- 作成されたサブプロジェクトがページ ナビゲーターに表示されます。ここには、元のプロジェクト名に角かっこで囲んだ 3 桁の数字が付いたものが表示されます。これがサブプロジェクト番号です (ESS_Sample_Project#003 など)。
待避したあと、サブプロジェクトを直接編集したり、データ バックアップの形式で外部の編集者に渡したりすることができます。
関連項目