- プロジェクトを開いていること。 [オプション] > [設定] > [ユーザー] > [翻訳] > [辞書]。
- [ユーティリティ] > [部品] > [管理] > [その他] > [翻訳] > [設定]。[ユーザー] タブを選択します。
このダイアログ / タブでは、翻訳に使用する辞書を選択します。Access データベースまたは SQL Server データベースに基づいて辞書を作成できます。すべての設定はユーザー固有です。
メイン ダイアログの要素の概要:
[...] を使用して *.mdb データベース ファイルを対話的に選択するには、ここで [Access] オプションを選択します。
[パス変数の挿入] ポップアップ メニュー アイテムを使用して [パス変数の選択] ダイアログを開き、使用可能なパス変数の 1 つを選択できます。
または、[SQL Server] オプションを選択したあと、最後に使用した 15 の SQL データベースの中から 1 つをドロップダウン リストから選択します。最後に使用したデータベースがリストの先頭に表示されます。リストに含まれていない新しいデータベースのオープン / 生成を行うと、リストの最後にあるデータベースが削除される場合があります。このリストは、現在使用されているデータベースを除き、[エントリの削除] ポップアップ メニュー アイテムを使用して削除することができます。
または、[...] をクリックし、SQL Server を使用するための設定を [SQL Server の設定] ダイアログで指定します。
([新規]):
[Access] および [SQL Server] フィールドの横にある ([新規]) ボタンを使用して、新しい辞書を作成できます。
選択されている辞書内のすべての言語がここに表示されます。
この設定は、句読点の .(ピリオド)、! (感嘆符)、および? (疑問符) がプロジェクト テキストの文末文字として使用されている場合に影響します。句読点が文末文字として解釈されるかどうかは、[オプション] > [設定] > [プロジェクト] > [<プロジェクト名>] > [翻訳] > [一般] の [セグメント] フィールドで設定したセグメントのタイプによります。このチェック ボックスがオンになっている場合、翻訳時に、文末文字なしで一致するキーワードが辞書で検索されます。このチェック ボックスがオフになっている場合、翻訳時に、文末文字付きで一致するキーワードが検索されます。"プロジェクト / 部品テキストをインポート" する際や "プロジェクト テキストを辞書に手動で追加" する際には、このチェック ボックスを使用して、テキスト ボックスのエントリ全体を辞書に追加するときに文末文字を付けるか除去するかを定義できます。"翻訳できない単語リストをエクスポート" する際には、文 / テキスト ボックスのエントリ全体をエクスポートするときに文末文字を付けるか除去するかを定義できます。
辞書で次の 2 つのキーワードを管理しています。キーワード A にはエントリの末尾に文末文字としてのピリオドは付いていません。キーワード B にはエントリの末尾に文末文字としてのピリオドが付いています。
キーワード |
基本言語 |
翻訳テキスト |
---|---|---|
キーワード A |
|
|
キーワード B |
|
|
回路図ページに次のプロジェクト テキストを挿入しました。このテキストにはエントリの末尾に文末文字としてのピリオドが付いています。
セグメントとして [エントリ全体] オプションを選択し、
このチェック ボックスがオンになっている場合、文末文字なしで一致するキーワードが検索され、キーワード A の翻訳テキストを使用して翻訳されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、文末文字付きで一致するキーワードが検索され、キーワード B の翻訳テキストを使用して翻訳されます。
数字を翻訳する場合にこの機能が便利です。これには、数字をキーワードとして辞書に保存し、これらに翻訳テキストを割り当てます。このチェック ボックスがオンになっている場合、翻訳時に、数字に対応する翻訳テキストが辞書で検索されます。対応する翻訳テキストが見つかった場合、数字が翻訳されます。対応する翻訳テキストが見つからなかった場合、その数字は翻訳できない単語として処理されます。翻訳できない単語リストをエクスポートした場合、数字も出力されます。このチェック ボックスがオフになっている場合、翻訳時に数字は変更されません。翻訳できない単語リストをエクスポートした場合、数字は出力されません。
注記:
この機能は数字だけから成るテキストに適用されます (例: 11111、2376、987654)。
この機能は数字と文字の両方から成るテキストには適用されません (例: A1234、234B、9a4c5u)。
次のキーワードを辞書に保存しています。
基本言語 |
翻訳テキスト |
---|---|
|
|
|
|
[挿入] > [グラフィックス] > [テキスト] を使用してテキスト 111111 と 222222 を回路図ページに追加しました。
基本言語として de_DE を選択しています。
翻訳言語および表示言語として en_US を指定しています。
プロジェクトを翻訳します。
このチェック ボックスがオンになっている場合、適切な翻訳テキストが辞書で検索されて両方のテキストが翻訳されます。
プロジェクト テキスト |
翻訳されたプロジェクト テキスト |
---|---|
|
|
|
|
このチェック ボックスがオフになっている場合、どちらのテキストも変更されません。翻訳言語 en_US で、テキスト 111111 と 222222 はどちらも変更されません。
プロジェクト テキスト |
翻訳されたプロジェクト テキスト |
---|---|
|
|
|
|
翻訳されたテキストを辞書にインポートできます。[インポート] グループ ボックスでこのチェック ボックスをオンにした場合、テキストをインポートすると、辞書に存在しない新規キーワードとその翻訳テキストが辞書にロードされます。このチェック ボックスがオフになっている場合、新規キーワードとその翻訳テキストは辞書にロードされません。
翻訳されたプロジェクト テキストを辞書にインポートする際に、キーワードや翻訳テキストが辞書にすでに存在する場合、この機能が重要です。
- [上書き]: 既存のキーワードと翻訳テキストが上書きされます。翻訳できない単語リストで一部の翻訳言語が使用されていない場合でも、辞書内のすべての翻訳言語が上書きされることに注意してください。
- [上書きしない]: 既存のキーワードと翻訳テキストは上書きされません。
- [ダイアログを表示する]: 辞書にキーワードとして存在する翻訳されたプロジェクト テキストごとに、メッセージ ダイアログが表示されます。メッセージ ダイアログで、そのキーワードを上書きするかどうかを指定できます。
- [複数翻訳を許可]: 辞書にすでに存在するが翻訳が異なる用語をインポートする場合、この設定によって新しい辞書エントリを生成できます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、翻訳可能な単語の候補が入力中に自動的に表示されます。単語が辞書にすでに含まれている必要があります。
ヒント:
単語のオートコンプリートでは、入力した文字が自動的に補足されて単語が作成されます。たとえば、次のように入力したとします。
単語が自動的に補足されて次のように表示されます。
入力した単語 (tacho) だけを直接翻訳するには、[ポップアップ メニュー] > [多言語入力] の順に選択します。
エントリ全体 (tacho generator) に対するすべての訳語候補を表示するには、[ポップアップ メニュー] > [翻訳] の順に選択するか、Ctrl + L キーを押します。
このチェック ボックスがオンになっている場合、辞書の [オートコレクト] タブで指定したすべての単語が 1 つ目の表示言語でその置換テキストに置き換えられます。
関連項目