[オプション] > [設定] > [ユーザー] > [グラフィカル編集] > [マクロ]
このダイアログでは、マクロのグラフィカル編集のユーザー固有の設定を定義します。
メイン ダイアログの要素の概要:
このチェック ボックスをオンにすると、EPLAN プラットフォームでマクロを選択する際に、常にグラフィカル マクロの選択が使用されます。メニュー アイテムの [挿入] > [ウィンドウ マクロ / シンボル マクロ] および [ページ] > [ページ マクロ] > [挿入] によるマクロの挿入、プロジェクト データ ナビゲーターでのマクロの配置、および部品管理でのマクロの選択に関しても同様です。グラフィカル マクロの選択が有効な場合は、特殊な選択ダイアログで、保存されたアイコン、シンボル、またはその他のイメージ ファイルをディレクトリ構造で "参照" し、必要なマクロを簡単に検索できます。
チェック ボックスがオフの場合、マクロの挿入時にグラフィカル マクロの選択の選択ダイアログは表示されません。
この機能は、上位マクロ ボックスで結合されたマクロを操作する場合に特に重要です。これらのいわゆる "ネストされた" マクロは主に流体回路図の設計で使用されます。
このチェック ボックスがオンになっている場合、上位マクロ ボックスで結合されている下位マクロのすべての機能で、[マクロ] (ID 20468) プロパティ フィールド内のマクロの元のパスとファイル名が維持されます。
このチェック ボックスがオフになっている場合、下位マクロのすべての機能で上位マクロ ボックスの名前が [マクロ] (ID 20468) プロパティに入力されます。
FESTO マクロのマスター データ ディレクトリにある 2 つのシンボル マクロ (P_V_0054.ems というファイル名の 5/2 方向制御弁および P_A_0017.EMS というファイル名のダブルアクト シリンダー) が、V_Z_001.ema というファイル名の共通のマクロ ボックスに結合されることで、ネストされたマクロが存在しています。ネストされたマクロ自体も FESTO マクロ ディレクトリに保存されています。下位マクロの機能および上位マクロ ボックスで [マクロ] プロパティが表示用に選択されました。
ネストされたマクロを流体回路図ページ上に 2 回続けて挿入します。1 回目は [挿入時にネストされたマクロ ボックスを含める] チェック ボックスをオンにします。マクロの配置後、ネストされたマクロ内の下位マクロの機能におけるパスとファイル名は維持されます (次の左側の図を参照)。このチェック ボックスをオフにして、ネストされたマクロをもう 1 回挿入します。今度は下位マクロのすべての機能で上位マクロ ボックス V_Z_001.ema のパスとファイル名が [マクロ] プロパティに入力されます (次の右側の図を参照)。
注記:
機能で部品選択を実行でき、このとき下位マクロの名前が自動フィルターとして使用されます。このためには、対応するマクロのファイル名が、選択する部品に保存されている必要があります。
[プレースホルダー オブジェクト用の値セット選択ダイアログを開く] グループ ボックス
マクロに挿入されたプレースホルダー オブジェクトには値セットが含まれていることがあります。ここでは、そのようなマクロを挿入する際に値セットの選択ダイアログを表示するかどうかを指定します。
このチェック ボックスがオンの場合は、プレースホルダー オブジェクトが含まれているウィンドウ マクロまたはシンボル マクロの挿入時に [値セットの選択 - <プレースホルダー名>] ダイアログが開きます。
注記:
この設定が有効になっていると、プレースホルダー オブジェクトのコピー アンド ペースト中、およびプレースホルダー オブジェクトがあるウィンドウとシンボル マクロのコピー アンド ペースト中に値セットを選択するダイアログも開きます。
このチェック ボックスがオンの場合は、プレースホルダー オブジェクトが含まれているページ マクロの挿入時に [値セットの選択 - <プレースホルダー名>] ダイアログが開きます。
注記:
この設定は、プレースホルダー オブジェクトが含まれているプロジェクト ページのコピー アンド ペーストには影響しません。そのような操作の際に値選択は開きません。
関連項目