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マクロ-Typical の編集

マクロ-Typical では、プロジェクト ドキュメンテーションに必要なマクロを編成し、これらの使用に関するルールを指定します。1 つのマクロ-Typical が 1 つの製品機能の技術的コンテキストを表します。編集するマクロ-Typical をサイド バーで選択します。

必須条件:

閉じたマクロ-Typical へのマクロの追加
  1. マクロ ナビゲーターで、マクロ-Typical に追加するマクロを選択します。
  2. ワークスペースで [マクロの追加] ボタンをクリックします。
  3. [要素] リストの末尾にそのマクロが追加されます。

または

  1. [要素] リストで、マクロを追加する要素の ボタンをクリックします。
  2. その要素の下にマクロが追加されます。

注記:

  • 各マクロの表示タイプとバリアントが [要素] リストのマクロ パスの末尾に表示されます。
  • 複数のマクロを 1 つのマクロ-Typical に同時に追加することもできます。

ヒント:

上下にドラッグ アンド ドロップすることでリスト内の要素の位置を変更します。

閉じたマクロの使用の指定
  1. ワークスペースの [要素] リストで任意のマクロをクリックします。
  2. ビューが拡張され、そのマクロに存在する構造と変数の情報が表示されます。
  1. 次のいずれかのオプションを選択します。
  • [有効] ボタン: プロジェクト ドキュメンテーションが生成されるときにそのマクロが必ず使用されます。これは Project Builder には表示されません。
  • [構成] ボタン: 追加の入力フィールドが表示されます。設計者がそこに何も入力しなかった場合、エンジニアが Project Builder で、プロジェクト ドキュメンテーションの生成時にそのマクロを使用するかどうかを指定します。これは Project Builder に表示されます。
  • [構成] ボタン: 追加の入力フィールドが表示されます。構成変数によってマクロの使用を制御します。=Macro-1==''Generate' などの対応する式を入力します。

閉じた例:

プロジェクト ドキュメンテーションの生成時にそのマクロを使用するかどうかをエンジニアが Project Builder で設定します。エンジニアには選択オプションが必要です。この選択オプションは構成変数によって提供されます。この構成変数は、マクロのステータスを使用した式の中で参照されます。これによってプロジェクト ドキュメンテーション生成時のマクロ-Typical 内のマクロの使用が制御されます。

必須条件:

マクロ-Typical にマクロを追加していること。

手順:

  1. string タイプで表示名が Status であり、定義済みの値 Generate および Do not generate を持つ構成変数 Macro-1 を作成します。
  2. この構成変数は Project Builder でエンジニアに表示されます。エンジニアは Macro-1 の値を Generate または Do not generate に設定できます。
  1. マクロの拡張ビューの [構成] ボタンの横にある入力フィールドに式 =Macro-1==''Generate' を入力します。
  2. これにより、マクロの生成は変数 Macro-1 の値に依存するようになりました。エンジニアが Project Builder でこの値を Generate に設定した場合にだけ、プロジェクト ドキュメントの生成時にこのマクロが使用されます。

閉じたマクロの配置の指定

回路図ページ上のウィンドウ マクロとシンボル マクロを配置する場所を指定できます。このためには、X 座標と Y 座標を入力するか、配置を式によって自動計算させます。配置はユーザーが選択した寸法の単位で指定され、常に回路図ページの左下コーナーが基準となります。

  1. ワークスペースの [要素] リストで任意のマクロをクリックします。
  2. ビューが拡張され、そのマクロに存在する構造と変数の情報が表示されます。
  1. マクロに保存されている位置にマクロを配置する場合、[配置] の下にある [マクロから] ボタンをクリックします。

または

  1. マクロを別の位置に配置する場合、[絶対] ボタンをクリックします。
  2. [絶対] ボタンの横に 2 つの新しい入力フィールドが表示されます。
  1. マクロを配置する X 座標と Y 座標を入力します。または、座標の計算に使用する式を指定できます。
  2. 指定した位置にマクロが配置されます。

注記:

絶対配置の指定は常にマクロの挿入ポイントが基準となります。

マクロの順次配置

マクロは、絶対配置を指定することなく、相互に連続的に配置できます。マクロに保存されている挿入ポイントに最初のマクロを配置します。次のマクロについては、それが配置される方向と距離を指定します。次のマクロの配置は常に前のマクロのマクロ ボックスのエッジを基準として計算されます。

  1. ワークスペースの [要素] リストで任意のマクロをクリックします。
  2. ビューが拡張され、そのマクロに存在する構造と変数の情報が表示されます。
  1. [順次] ボタンをアクティブ化します。
  2. ドロップダウン リストと入力フィールドが表示されます。
  1. ドロップダウン リストから、マクロが配置される方向を選択します。
  2. 入力フィールドに、次のマクロが配置される距離を入力します。
  3. 自動的に配置が計算され、それに応じてマクロが配置されます。

閉じた例‎:

3 つのマクロが配置されます。1 つ目のマクロは、その元の挿入ポイントに配置されます。2 つ目のマクロは 1 つ目のマクロから右に 20 mm の距離に配置され、3 つ目のマクロは 2 つ目のマクロから右に 30 mm の距離に配置されます。

必須条件:

  • マクロ-Typical に 3 つのマクロを追加していること。最初のマクロに対して [配置] の [マクロから] ボタンがアクティブ化されていること。
  • すべてのマクロが同じ回路図ページに配置されていること。

手順:

  1. 2 つ目のマクロの拡張ビューで [順次] ボタンをアクティブ化して、方向を [右] に設定し、距離を 20 mm に設定します。
  2. X 座標は自動的に計算されます。2 つ目のマクロは 1 つ目のマクロのマクロ ボックスの右側エッジから 20 mm の距離に配置されます。Y 座標はマクロから変更されずに取得されます。
  1. 2 つ目のマクロの拡張ビューで [順次] ボタンをアクティブ化して、方向を [右] に設定し、距離を 30 mm に設定します。
  2. X 座標は自動的に計算されます。3 つ目のマクロは 2 つ目のマクロのマクロ ボックスの右側エッジから 30 mm の距離に配置されます。Y 座標はマクロから変更されずに取得されます。

注記:

  • 回路図ページに最初に配置するマクロに対しては、[配置] の [マクロから] ボタンをアクティブ化します。最初のマクロには計算に使用できる始点が定義されていないため、[順次] ボタンは無効になっています。
  • 方向選択によって計算されない座標はマクロからそのままインポートされます。
  • 順次配置できるのはウィンドウ (*.ema) / シンボル マクロ (*.ems) のみです。

閉じたマクロの変数への既定値の指定
  1. ワークスペースの [要素] リストで任意のマクロをクリックします。
  2. ビューが拡張され、そのマクロに存在する構造と変数の情報が表示されます。
  1. [構造] で、固定の既定値を使用するフィールドだけに入力します。または、式を使用して個々の構造識別子を計算できます。
  2. 値を入力したフィールドはすべて、Project Builder に表示されません。

または

  1. マクロで使用可能な構造識別子の値を使用するには、[マクロから] チェック ボックスをオンにします。
  2. Project Builder 内の構成に構造識別子は表示されません。
  1. [変数] で、固定の既定値を使用するフィールドだけに入力します。または、式を使用してマクロの変数を計算できます。
  2. 値を入力したフィールドはすべて、Project Builder に表示されません。

注記:

  • 構造識別子に値が指定されていない場合、マクロは先行するマクロの値を継承します。これはリストの先頭のマクロには適用されません。継承された値が存在する場合、該当するフィールドにその値が灰色表示されます。
  • 同じ構造識別子が使用されているマクロはすべて、ワークスペース内でインデントして表示されます。ワークスペース内の 1 つのマクロをクリックすると、それと同じ構造識別子を使用するすべてのマクロがハイライトされます。

閉じたマクロのグラフィカル プレビューの使用
  1. ワークスペース内の [要素] リストで、EPLAN プラットフォームのグラフィカル プレビューに表示するマクロの横にある ボタンをクリックします。
  2. マクロがグラフィカル プレビューに表示されます。

閉じたマクロ-Typical でのマクロの複製
  1. ワークスペースの [要素] リストで、複製するマクロの横にある ボタンをクリックします。
  2. 選択したマクロの下に複製が追加されます。このプロセスでは、マクロの配置、構造、および変数に関するすべてのデータが適用されます。マクロの名前は変更されません。

閉じたマクロ-Typical からのマクロの除去
  1. ワークスペースの [要素] リストで、除去する要素の名前の横にある ボタンをクリックします。

関連項目

マクロ-Typical の管理

構成変数: 基本

構成変数の管理

マクロの値セットの使用