マクロの値セットを Designer で使用するには、マクロのプレースホルダーの名前が一定の構文に従っている必要があります。つまり、プレースホルダー オブジェクトはマクロ変数とともに参照されます。それによって、使用可能な値セットが Designer のドロップダウン リストに表示されます。
必須条件:
- マクロが存在するライブラリを開いていること。
- マクロにプレースホルダー オブジェクトが含まれていること。
手順:
- グラフィカル エディターでマクロを開きます。
- 目的のプレースホルダー オブジェクトの "アンカー" シンボルをダブルクリックします。
- [プロパティ <...>: プレースホルダー オブジェクト] ダイアログの [名前] フィールドに、プレースホルダー オブジェクトの名前を入力します。プレースホルダーの名前には #<名前> という構文を使用します。<名前> に入力した文字列が、Designer で変数名として表示されます。
- [Designer] ダイアログを開きます。
- 編集するマクロ-Typical をサイド バーで選択します。
- ビューが編集モードに切り替わります。
- マクロ ナビゲーターで、マクロ-Typical に追加するマクロを選択します。
- ワークスペースで [マクロの追加] ボタンをクリックします。
- [要素] リストの末尾にそのマクロが追加されます。
- マクロのパスをクリックしてビューを拡張します。
- マクロのプレースホルダー オブジェクトが拡張ビューの [変数] の下に表示されます。それによって、使用可能な値セットがドロップダウン リストに表示されます。
- ドロップダウン リストから任意の値セットを選択します。
- プレースホルダー オブジェクトの参照先変数にその値セットが使用されます。使用可能な値セットは Project Builder に表示されません。
または
- 値セットを選択しません。
- 使用可能な値セットが Project Builder に表示されます。
プレースホルダー オブジェクトからの構成変数の生成
値セットを持つプレースホルダー オブジェクトを含むマクロをマクロ-Typical に追加したあとは、そのプレースホルダー オブジェクトから構成変数を完全に自動で生成できます。これにより、その構成変数には定義済みの値として使用可能な値セットが追加されます。
必須条件:
- マクロ-Typical の編集モードになっていること。
- マクロ-Typical に、値セットを持つプレースホルダー オブジェクトを含むマクロが含まれていること。
手順:
- マクロのパスをクリックしてビューを拡張します。
- マクロのプレースホルダー オブジェクトが拡張ビューの [変数] の下に表示されます。それによって、使用可能な値セットがドロップダウン リストに表示されます。
- 対応するプレースホルダー オブジェクトの入力フィールドの横の ボタンをクリックします。
- ワークスペースの上側セクションに、プレースホルダー オブジェクトの名前が付いた構成変数が生成されます。
- 使用可能な値セットが定義済みの値のリストに追加されます。
関連項目